WEリーグ2025/26 浦和レッズレディース分析|堀監督の成績・評価と得失点から見る課題

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最終更新日 : 2026-05-04

結論 : 堀監督の成績は数字上は悪くありません。むしろ得点は増えていて、失点は昨年と同程度です。

ただし2026年になってからは得点減・失点増とバランスを崩しており、特にアンカー不在が課題です。

WEリーグ2025-26シーズンも終盤。三菱重工浦和レッズレディースは第20節時点で2位につけていましたが、優勝は神戸に決まってしまいました。

残り2節ありますが、本記事では堀監督体制の成績・得失点・課題をデータから分析します。

目次

2025-26シーズンの勝敗/成績

この終盤に連敗してしまい優勝を逃してしまいました。Xや第20節の試合終了後、辞めろという発言はチラホラ見かけますが、少し冷静になって見える数字を確認してみました。

堀監督の采配については華ちゃんを使わない、など選手起用の不満はあります。が、そこはあくまで見える数字を確認しており、心情的な要素はおいておきます。

数字だけ見ると、個人的にはそこまで悪くないかなとは思っています。
だたし勝負所に弱いかな。。。カップ戦と皇后杯の早期敗退は問題です。

  • リーグ戦 : 2位(第20節時点)
  • カップ戦 GS敗退
  • 皇后杯 ベスト8

2025年 : まずまずのスタート、厳しい11月

2025年はまずまず。主力選手の退団があり、どうなるかと思っていたところまずまずのスタートを切れたと思います。

ただ、11月の皇后杯でなでしこリーグのチームに敗退してしまい、1つ早々とタイトルがなくなってしまったのは残念でした。

20258月9月10月11月12月結果
リーグ3勝1分2勝1分1敗3勝1勝1敗1勝10勝2分2敗
カップ1分1勝1勝1分
皇后杯1勝1敗ベスト8
3勝1分2勝1分1敗3勝1分3勝2敗1勝

2026年 : 成績低下

年明けからあまり調子が上がらず、カップ戦でGS敗退。

リーグ戦でもいまいち波に乗れず、2025年は2敗だったのに、2026年ではすでに3敗してしまいました。(第20節まで)

20262月3月4月5月結果
リーグ1勝1敗1勝1勝1敗1敗3勝3敗
カップ2勝2敗2勝2敗/GS敗退
1勝1敗3勝2敗1勝1敗1敗
DAZN

2025-26シーズンのWEリーグでの得失点

リーグに絞って得失点の状況を確認しましょう。

2025年

’258月9月10月11月12月
1234567891011121314
得点0514151222431334
失点000020100100217

角田選手が海外移籍して、選手の変更を余儀なくされたのが第5節。ここで仙台にシーズン初失点そして、敗戦。

第5節の後半から平川選手が入り、チームは再び安定していました。

第13節 神戸戦にて、後半平川選手が途中交代。この日は敗戦となってしまいました。

そして、その後の皇后杯の試合で平川選手は負傷してしまいました。その後は伊藤選手がつとめるようになりました。

2026年

1月はWinter Breakで公式戦はありません。

’262月3月4月5月
1516171819202122
得点15230011
失点2002217

2025年と2026年のリーグ戦の比較

試合数得点失点平均得点平均失点
2025143472.430.50
202661171.831.17

単純に得点が 0.6 減り、逆に失点が0.67 増えてしまっています。
2025年は攻撃・守備共に安定していたが、2026年は失点が増加。攻撃も無得点が2試合出てしまいました。

皇后杯、カップ戦と敗退してしまって、試合数は減りました。良くも悪くもリーグ戦に集中できる環境なはずなのに、2026年に入ってからの方が成績を落としてしまっています。

25年と26年を単純に比較すると、4141のアンカーである角田選手の移籍、平川選手怪我の離脱がとても大きかったのかと言えそうです。

平川選手が抜けたあとは、伊藤選手がそこに入りましたが、その分得点源が1人いなくなってしまったと言えます。’26年に入ってから伊藤選手の得点はありません。

過去のシーズンとの比較

2025/26シーズンはまだ途中ではありますが。(26/5/4記)

チーム順位

()内の数字はリーグでの順位、得点数がリーグの1位、失点数の少なさが2位といった感じです。

シーズン試合順位勝点得点失点得失監督
2025/2620241132545(2)14(2)+31
2024/2522346137232(3)13(1)+19楠瀬
→ 堀
2023/2422157183155(1)17(2)+38楠瀬
2022/2320152171250(1)17(2)+33楠瀬
2021/2220242133440(1)24(5)+16楠瀬

得点ランキング

得点ランキング10位に入っている選手名と得点数です。()内の数字はそのときの得点ランキングの順位です。

シーズン得点選手得点/チーム総得点
2025/2614(2)
7(5)
6(10)
計 27
島田芽依
伊藤美紀
丹野凜々香
31%
16%
13%
60%
2024/257(5)高橋はな22%
2023/2420(1)
9(3)
6(8)
計 35
清家貴子
島田芽依
伊藤美紀
36%
16%
11%
64%
2022/2312(2)
11(3)
8(6)
7(8)
計 38
清家貴子
菅澤優衣香
島田芽依

猶本光
24%
22%
16%
14%
76%
2021/2214菅澤優衣香35%

考察

楠瀬監督

優勝した2022/23と2023/24については、清家選手の存在が大きかったのかなと感じます。

得点源であった清家選手がいなくなった次の2024/25シーズンは55 → 32 と 23点得点が減りました。ほぼ清家選手の得点です。

清家選手という得点源がいなくなったのにも関わらず、それに代わる補強がなかったのは問題かなと。

楠瀬監督は得点が減る分失点を減らそうとして守備に力を入れて、失点ではリーグ最少の1位となりました。

ただシーズン後半に楠瀬監督を解任。堀監督へ交代となりました。

これはさすがに楠瀬監督には同情です。AWCLに負けてしまったとはいえリーグ戦はまだありましたし、せめてシーズン終了後に契約を更新しない、とかの方が良かったのかなと思っております。

堀監督

2025/26シーズンの堀監督は、得点力向上を目指しての登用です。清家選手がいなくなって減ってしまった2024/25シーズンの32 → 45 とだいぶ得点は増えたと言えると思います。残り2試合ありますし。

しいて言うなら、もう1人ランキング内に入ってくるような選手が必要かなと思われます。

まとめ

2025/26シーズン の堀監督の仕事は数字で見ると悲観的なことはないかなと思っております。

改善された点

戦術清家がなくなった今、チームとして得点出来る仕組みはそれなりに機能したと言えると思います。島田選手伊藤選手丹野選手は自己最高得点かと思います。

ただ4人目の得点源となる選手はほしいところです。

得失点差についても+19 → +31(残り2試合で変動すると思います) と大きく増えております。

課題

シーズン途中でアンカーの角田選手の移籍、そしてその穴をしっかり埋めていた平川選手の怪我による途中離脱。

このポジションが出来る専門の選手がいなかったことが結果的には失速につながったのかなと感じております。

とはいえ、平川選手はまだ17歳。才能にあふれた選手ですが、これからの選手でもあると思います。彼女がいなくなったから失速というのはチームマネジメントとしては問題だと思います。

強化担当が代わりの選手をとってくるのか、とれないから監督が今いる選手でやりくりするのか、は大きな課題かなと思います。

26年になってからは伊藤選手がアンカーに入りましたが、その分得点源が1人減ってしまいました。

塩越選手だったらアンカー出来たんじゃね?と思ったり。。。編成の失敗では?

個人的にはシャドウは柴田選手だろと思っていたのですが、堀監督はあまり使いませんでした。(途中怪我もありましたが。)

来季に向けて

残念ながらリーグ優勝はなくなりました。来季のことを考えると選手補強は必須かと思います。アンカーは必須でしょう。あと守備ラインかな。攻撃の選手は枚数はいると思います。

もし4141が使えないときに、もう1つ、2つオプションが持てると良いのでは?と思っております。
例えばリードしているときには4231にして、アンカーシステムではなく、ダブルボランチにするなど。

また課題としては球際の部分かなと。26年に入ってから新人の選手が起用されていますが、相手選手にフィジカルで負けているように見えております。ここは来季に生かしていただきたいところです。

話は変わりますが、気になるのは高橋はな選手の去就です。さすがにそろそろ海外に行ってしまうのでは?と懸念しております。

現在、大宮に期限付き移籍中の西尾選手福田選手の去就も気になるところです。彼女たちが戻ってくる気はあるのか、チームが戻す気はあるのか…


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