SONY LinkBuds S (WF-LS900N) レビュー : 初心者にお勧めのお手頃価格のワイヤレスヘッドホン

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最終更新日 : 2023-02-14

テレワークがメインになり、出退勤が激減してしまいましたが、No Music NoLife. やはり日常に音楽は必要です。仕事が終わった後に、運動不足解消を目的に散歩しています。そのときに欠かさず使うのがWALKMANとヘッドホンです。

ヘッドホンは以前は有線ケーブルを使っていましたが、AirPodsに代表されるようにワイヤレスが主流になってきているのかなと思います。

初めて買ったのが2019年に ソニーの 「WF-1000X」でした。もともとの発売が2017年だったので、だいぶ遅めの購入でした。同年夏に「WF-1000XM3」がでてきましたが、デザインは「WF-1000X」の方がかっこいいので問題なしです。

あれから3年ほどたち、バッテリーがへたってきたこともあり、新しいワイヤレスヘッドホンが必要になって来たので購入を検討。

その後継である「WF-1000XM4」か、新たなシリーズの「LinkBuds S」か。

機能的にはどちらもそれほど変わらない感じでしたが、ソニーストアでの価格差が12,000円。

ということでお手軽価格の「LinkBuds S」を購入しました。

大きさ比較のためミンティアと並べてみました

とてもコンパクトなパッケージとなっています。そのパッケージも脱プラスチックということで、すべて紙素材を使用しています。ソニーの環境に対する活動の1つです。興味のある方はこちらへ。

値段の割にスペック的には申し分なく、使っていても特に問題は感じません。音質にこだわる人にとってはもしかしたらもの足りないのかもしれませんが、だからと言って別に悪いわけでもありません。

お値段以上の価値があるなと感じましたので、本記事で紹介していきます。

目次

SONY LinkBuds S (WF-LS900N)の概要

WF-1000X(奥)とLinkBuds S(手前)

基本スペック

製品名LinkBuds S : WF-LS900N
重量(ヘッドホン)約4.8 g x2
連続音声再生時間最大6時間(NCオン) / 最大9時間(NCオフ)
防滴機能IPX4
対応コーデックSBC / AAC / LDAC
充電ポートUSB Type-C
BluetoothVer.5.2
カラー(W) ホワイト
(B) ブラック
(C) エクリュ
(L) アースブルー
NC : ノイズキャンセリング

カラーバリエーション

カラーは4色です。

付属品

付属品はヘッドホン本体(イヤーピースM付き)とケースとイヤーピース(SS/S/LL)、USB Type-Cケーブルです。

大きさの比較のためミンティアを並べてみました

IPX4相当の防滴性能

LinkBuds SIPX4相当の防滴性能の完全ワイヤレスヘッドホンです。

雨天や汗をかく場面でも使用可能なため、外出時やスポーツ時もいつでも使用頂けます

https://www.sony.jp/headphone/products/LinkBuds_S/feature_5.html

装着安定性

初期設定では装着センサーが搭載され耳から外すと音楽が停止し、装着するとまた再生します。個人的には耳がかゆいなと思ってヘッドホンを耳からとったときにも音楽が停止してしまうのが嫌なので、後述しますが、専用スマホアプリで設定を変更しました。

また専用スマホアプリで最適なイヤーピースのサイズを測定することが出来ます。

最適なイヤーピースを装着することで装着安定性が向上します。また、ノイズキャンセリングの性能を最大限にします。

コンパクト軽量設計

本体の重さは各約4.8g、ケースの重さは約35gと軽量です。カバンやズボンのポケットにいれても気になりません。

WF-1000XM4から本体サイズが40%小型化。女性や耳の小さな方でも快適に長時間装着できます。

外音取り込み機能

音声コンテンツを聴きながら、周囲の音も聞くことが出来ます。専用スマホアプリで取り込みのレベルを調整することが出来ます。コンビニの行ったときに、袋のいる、いらない、で最近は店員さんとのやり取りが発生しています。そのときにヘッドホンをつけたまま店員さんと会話をすることができ、わざわざ外さなくても済むのでとても便利です。

初期設定では左耳のヘッドホンをタップするとノイズキャンセリングと外音取り込みが交互に切り替わります。

ワイヤレスヘッドホンは外した際に落としたり、なくす危険性があるので、あまり外したくないなと思っていました。外さないで済む、というのをとても気に入ってます。

音質

完全ワイヤレスでLDACコーデックに対応。ただし、LDAC対応機器との接続に限ります。例えばiPhoneだと対応していない点に注意ください。

LDACは日本オーディオ協会の”Hi-Res Audio Wireless”に認定されたコーデック技術で、Xperiaだけでなく最新のAndroid端末にも採用されています。

LDACが非対応の機器との接続ではDSEE Extremeが代わりに用意され、ハイレゾ相当の音質(最大96kHz/24bit)に変換してくれます。

ハイレゾ音源に対応していないスマートフォンや音楽プレーヤーでもハイレゾ相当の高音質を楽しめます。

多彩な機能がそろった専用アプリ

SONYのヘッドホンを使用の際には専用アプリ「Headphones Connect」が用意されています。ヘッドホンのソフトウェアのアップデート時にも必要になりますので、是非お使いのスマートホンにダウンロードしておきましょう。

  • バッテリー残量やコーデックの確認
  • イヤーピースの最適なサイズが分かる装着状態テスト
  • タッチ操作カスタマイズ
  • 外音コントロール
  • スピーク・トゥ・チャット
  • イコライザー などなど

ここまで色々やらないと使えないの?ということではないので、使いこなせなくても問題ないです。

SONY WF-1000XM4とのスペック比較

2023年現在最高位機種である「WF-1000XM4」との比較は以下のとおりです。

製品名LinkBuds S (WF-LS900N)WF-1000XM4
重量(ヘッドホン/ケース) 約4.8 g x2 / 35g約7.3 g x2 / 41g
充電時間(本体/ケース)約2時間 / 約3時間約1.5時間 / 約3時間
連続音声再生時間最大6時間(NCオン)
最大9時間(NCオフ)
最大8時間(NCオン)
最大12時間(NCオフ)
充電方式USB-CUSB-C / ワイヤレス充電
防水規格IPX4IPX4
外音取り込み機能
接続方式Bluetooth Ver.5.2Bluetooth Ver.5.2
対応コーデックSBC / AAC / LDACSBC / AAC / LDAC
NC性能 ※☆☆☆☆ ☆☆☆☆☆
ハイレゾ対応
ハイレゾ級高音質DSEE ExtremeDSEE Extreme
カラー4色2色
価格 (ソニーストア)26,400円38,500円
※ ソニー独自の基準の評価

スペック上で最高位機種である「WF-1000XM4」と遜色ないです。それでいて12,100円も安い

LinkBuds S (WF-LS900N)のレビュー

長時間再生

コンパクトなサイズながらバッテリーの持ちが良いです。ほとんどノイズキャンセリングオンで使用していますが、たまにある会社の出退勤、往復で約2時間、ケースに入れていれば音声再生2時間は問題ありません

スペック上では最大6時間(NCオン)となっていますが、まだそこまで連続再生したことないです。。。

接続性

「WF-1000X」を使っていたときは、どうしても大きな東京駅、品川駅、横浜駅などの駅構内ではBluetooth接続がブツブツときれてしまい、ボツ音にイライラしていました。

LinkBuds S」では多少途切れることはありますが、変なボツ音はなくストレスは少なくなりました。

かなりBluetooth接続については向上しているなと感じました。

外音取り込み

初期設定では左耳のヘッドホンを1回タップするごとに、ノイズキャンセリングと外音取り込み機能が切り替わります。

外を散歩しているときは、ノイズキャンセリングモードで、コンビニなどのレジにいったときに、左耳のヘッドホンを1回タップして、外音取り込みモードにします。

モードが切り替わったときに、音がなるので、切り替わったかどうかははっきりと分かります。が、タップの当たり所が悪いとタップを認識しないことがあり、時折何度もたたいてしまう事があります。タップする場所やたたき方に注意すればよいのでしょうが、たまに失敗してしまいます。ちょっとコツがいるようです。

LinkBuds S (WF-LS900N) レビューまとめ

Link Buds Sは多くの下記のような機能を有しながら、お値段も抑えられており、とてもおすすめのヘッドホンです。

  • コンパクト
  • 長時間再生が可能
  • 完全ワイヤレス
  • ノイズキャンセリング搭載
  • LDAC対応
  • 外音取り込み機能搭載

よって、以下のような方におすすめです。

  • 価格は抑えつつも機能に妥協しない方
  • 初めてワイヤレスヘッドホンを買う方

とても小さく軽いし、デザインも変にゴツクないので女性にもおすすめです。

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